水砕スラグ
【英】:granulated slag
溶融スラグへの加圧水の噴射あるいは溶融スラグを水槽に注入して急冷、粒状化(水砕)したもの。 水砕スラグのうち粒子の気孔が少なく、緻密なものを硬質水砕スラグ(hard granulated slag)、気孔が多く軽いものを軟質水砕スラグ(軽量水砕スラグ、 soft granulated slag)と呼ぶことがある。硬質と軟質の水砕スラグは溶融スラグ温度、水量、水圧などの製造時条件を操作することにより、つくり分けることができる。 一般に硬質水砕スラグはコンクリート細骨材として、軟質スラグはセメント原料、土工用材、肥料として利用される。
水砕スラグ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/02 04:52 UTC 版)
溶融した廃棄物を水中に投入する等の方法で急速に冷却・固化したもので、ガラス質・砂状の形態をとる。一般廃棄物焼却灰から生成される水砕スラグは、含有する鉄分により一般的に黒色を呈する。
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