民家村自然広苑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 22:45 UTC 版)
境内の一画に、日本各地から移築復元した古民家があり、他にも菖蒲園、禊池、お祭り広場などがある。 以下、移築復元された古民家 合掌造り民家 - 富山県東礪波郡利賀村から移築。江戸時代に建てられた民家で、屋根は荒縄とカズラのみで縛り上げられている。 二棟造り民家 - 熊本県菊池郡泗水町から移築。正式には平行二棟式と呼ばれる。約200年前に、寺の庫裡として建てられていた為、規模が大きい。平行二棟式は、八幡造りの源流ともいわれている。 くど造り民家 - 佐賀県杵島郡白石町から移築。約150年前に上層階級の家として建てられているので大きく、中央に玄関がある。主棟が寄棟でコ字形で上から見ると、「かまど」の形に似ているため「くど造り」と呼ばれている。 鉤屋造り民家 - 福岡県小郡市坂井から移築。上から見るとL字形(カギ形)をしている。約200年前に建てられ、入口から右へ「にわ(土間)」、「ごぜん(中居)」、「納戸」が横一列に続き、納戸の前方に座敷が張り出す。天井は竹簀子天井で、納戸の竹簀子天井には、土を塗籠(大和天井)にしているのが特徴。 高床式平柱小屋 - 長崎県下県郡椎根(対馬)から移築。納屋に相当し、移築した物は19世紀半ばに建てられたと推測され、台風や激しい雨風に耐えるように石屋根葺きとなっている。 民家村自然広苑 合掌造り くど造り 鈎屋造り 高床式平柱小屋 菖蒲園 禊池
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