武田氏信とは? わかりやすく解説

武田氏信

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/06 23:20 UTC 版)

武田 氏信(たけだ うじのぶ)は、南北朝時代から室町時代前期にかけての武将守護大名甲斐源氏の流れを汲む安芸武田氏の初代当主。甲斐源氏第10代当主・武田信武の次男[注釈 1]


注釈

  1. ^ (国書刊行会編 1915, §甲斐信濃源氏綱要)では信成を「信武二男」とし、氏信をその同母兄、すなわち信武の長男として扱っている。また、黒田基樹の論文「鎌倉期の武田氏」では、父と同じ伊豆守を名乗った氏信が嫡子で、信成は庶子であったと推定している[4]
  2. ^ (国書刊行会編 1915, §甲斐信濃源氏綱要)の氏信項に
    元亨二年三月十五首服十一)、加冠足利讃岐守貞氏、如例請名、號名氏信
    とある。
  3. ^ ~世界帝王事典~ 武田氏(外部リンク)、武田家人名録 - 武将系譜辞典(外部リンク)より。
  4. ^ 『鎌倉・室町人名事典』では改名後のを「信成」とするが[5]、これは武田信成のことであり、本項の氏信とは別人である。
  5. ^ 江戸時代沼田郡に改称される。佐東町も参照のこと。

出典

  1. ^ a b c d e f 国書刊行会編 1915, §甲斐信濃源氏綱要.
  2. ^ a b c d e f g h i 今井尭ほか編 1984, p. 324.
  3. ^ 西川広平「南北朝期 安芸・甲斐武田家の成立過程について」(初出:中央大学文学部『紀要』史学65(2020年)/所収:西川広平 編『シリーズ・中世関東武士の研究 第三二巻 甲斐源氏一族』(戎光祥出版、2021年) ISBN 978-4-86403-398-5)P301.
  4. ^ 黒田 2016.
  5. ^ 安田 1990, p. 378, 関幸彦「武田氏信」」.
  6. ^ 日下津城城址説明板(向原町教育委員会、向原町文化財保護審議会)より。
  7. ^ 吉田龍司 2010, p. 17.
  8. ^ a b c 高野賢彦 2006.


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