加冠とは? わかりやすく解説

か‐かん〔‐クワン〕【加冠】

読み方:かかん

[名](スル)

昔、男子元服のときに初めて冠をつけること。また、その儀式。初冠(ういこうぶり)。

元服する人に冠をかぶらせる役。また、その人ひきいれ


加冠

読み方:カカン(kakan)

元服の儀式、また成年達した男子に冠を着ける役の人。


元服

(加冠 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/04 17:22 UTC 版)

元服(げんぶく、げんぷく)とは、奈良時代以降の日本で成人を示すものとして行われた儀式通過儀礼の一つである。


  1. ^ 平凡社編『新版 日本史モノ事典』平凡社、2017年6月21日、158頁。ISBN 9784582124293 
  2. ^ 浜口誠至『在京大名細川京兆家の政治史的研究』(思文閣出版、2014年) ISBN 978-4-7842-1732-8 P96-97
  3. ^ 豊臣秀頼のように、元服前に叙爵・昇殿等を行う場合は元服前に諱をつけることもある( 遠藤珠紀「豊臣秀吉の唐冠と子息秀頼」『國學院雑誌』第122巻、國學院大學、2021年、81頁。 
  4. ^ a b 森茂暁 2003, p. 1457.
  5. ^ 高橋照美「『大鏡』の構成 : 列伝構成における太政大臣中心主義をめぐって」『論究日本文学』第62巻、立命館大学日本文学会、1995年、20頁、doi:10.34382/00017114ISSN 02869489NAID 110006487664 
  6. ^ 長坂良宏 2009, p. 61-62.
  7. ^ 澤田裕子 2012, p. 18-21.
  8. ^ 澤田裕子 2012, p. 23-24.
  9. ^ 澤田裕子 2012, p. 24-25.
  10. ^ 古谷紋子 1998, p. 101-102.
  11. ^ 森茂暁 2003, p. 1460-1464.
  12. ^ 森茂暁 2003, p. 1468.
  13. ^ 堀新 1998, p. 181-182.
  14. ^ 吉田昌彦 2016, p. 21.
  15. ^ 吉田昌彦 2016, p. 23.
  16. ^ 男子の烏帽子親に相当する。なお、「鉄漿」は「おはぐろ」とも読み、お歯黒の別名でもある。歯を染めるために使った鉄の溶液、またはそれを付ける行為を指す。
  17. ^ 近江八幡市 湖国に春を呼ぶ~火祭り行事左義長 - 一般財団法人地域創造「地域文化資産ポータル」
  18. ^ 御岳登山鉄道 武蔵御嶽神社の元服式、参加募る『毎日新聞』朝刊2018年2月11日(東京面)



「加冠」の例文・使い方・用例・文例

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