次世代規格の失敗
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 15:02 UTC 版)
1999年よりCDに代わる次世代オーディオ規格としてSACD対DVD-Audioが争ってきたが、どちらもメディア交代するだけの普及には至らず、普及推進のためにテコ入れの策を図るも定着すらならなかった。そもそもがCDより高音質であることを消費者は望んでいなかった。当時としてはCDより圧縮された音源になるiPod・iTunesなどのデジタル音楽配信主体へと流通形態が変化していった。また日本の音楽ビジネスが物理媒体(CD)中心による音楽保護主義に偏り、デジタル音楽配信に対する取り組みのまずさも指摘されている。
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