かじ‐の‐き〔かぢ‐〕【×梶の木/×楮の木/▽構の木/×榖の木】
かじのき (梶の木)
●中国の中・南部からインドシナ半島、マレー半島に分布しています。わが国でも古くから製紙用に栽培され、野生化もしています。高さは5~10メートルになり、樹皮は灰褐色で黄褐色の皮目があります。葉は左右非対象の卵形で互生します。葉には切れ込みのないものから、3~5深裂するものもあります。「こうぞ」や「ひめこうぞ」に似ていますが、葉柄が長く2~7センチあるのが特徴です。雌雄異株で、5月から6月ごろ、葉腋に雌花序と雄花序をつけます。果実は集合果で、7月から8月ごろ、橙赤色に熟して食べられます。
●クワ科カジノキ属の落葉高木で、学名は Broussonetia papyrifera。英名は Paper mulberry。
カジノキ
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