核兵器シェアリングとは? わかりやすく解説

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ニュークリア・シェアリング

別名:核兵器シェアリング、核シェアリング核兵器の共有核の共有核共有
英語:Nuclear Sharing

核兵器同盟国共有するという考え方あり方戦略のこと。核保有国核兵器共有し有事の際には核保有国から提供を受けて使用できる体制整えておくことで、独自の装備持たない国も核抑止力を持つことができる。要する

ニュークリア・シェアリングは、アメリカNATO加盟国数カ国に核兵器供給する関係として実現されている。2010年代半ば時点ではドイツベルギーイタリア、オランダの4ヵ国がアメリカとニュークリア・シェアリングの関係にある。すなわち、当該4ヵ国はアメリカから核兵器借り受ける形で自国内に戦術核配備しており、平時アメリカ管理預けているが、自国核ミサイル飛んでくるような非常事態には迅速に迎撃態勢取れるようになっている

核兵器保有そのものは、「核拡散防止条約」(NPT)により、米・露英・仏・中の五ヵ国に限り認められている。NPT締約国インドパキスタンなど数カ国に限られており、ドイツベルギーなど4ヵ国は締約国の側であるが、実質的に核保有国準じる力を有していることになる。



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