松代鉱山の霰石産地
名称: | 松代鉱山の霰石産地 |
ふりがな: | まつしろこうざんのあられいしさんち |
種別: | 天然記念物 |
種別2: | |
都道府県: | 島根県 |
市区町村: | 大田市久利町松代 |
管理団体: | |
指定年月日: | 1959.07.24(昭和34.07.24) |
指定基準: | 地1 |
特別指定年月日: | |
追加指定年月日: | |
解説文: | 松代石膏鉱山附近に発達する第3紀の粘土層中に塊状をなして多産する。塊状体は霰石の結晶が多数集合したもので、最大径30糎に達する。霰石の結晶は三連透入雙晶で大きさ平均径2-2.5センチ、概ね6角柱状の美晶をなし、これがむらがり集合して塊を作り美観を呈している。結晶の大きく美事なこと他に例がなく、鉱物学上価値高く保存すべきものである。 |
天然記念物: | 東郷のクス 東阿倉川イヌナシ自生地 松上神社のサカキ樹林 松代鉱山の霰石産地 松前小島 松尾のアコウ自生地 松屋寺のソテツ |
松代鉱山の霰石産地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/11 07:18 UTC 版)
松代鉱山の霰石産地(まつしろこうざんのあられいしさんち)とは、島根県大田市久利町松代にある、アラレ石が団塊の状態で産出する国の天然記念物に指定された地層である[1][2][3][4]。
注釈
- ^ a b c 島根県立三瓶自然館(サヒメル)職員立会いのもと、2021年3月26日撮影。
- ^ 結晶学における接頭語の「偽」の意味については岩崎(1974)の論文も参照。岩崎準「結晶解析における偽対称と偽構造」『日本結晶学会誌』第16巻第2号、日本結晶学会、1974年、 155-179頁、 doi:10.5940/jcrsj.16.155、 ISSN 0369-4585、 NAID 130000790533、2021年6月1日閲覧。
出典
- ^ a b c d e f g 矢嶋(1995)、p.1002、p.1004。
- ^ a b 松代鉱山の霰石産地(国指定文化財等データベース) 文化庁ウェブサイト、2021年4月9日閲覧。
- ^ a b 松代鉱山の霰石産地(文化遺産オンライン) 文化庁ウェブサイト、2021年4月9日閲覧。
- ^ a b c 松代鉱山の霰(あられ)石産地 おおだwebミュージアム、2021年4月9日閲覧。
- ^ 文化庁文化財保護部監修(1971)、p.249。
- ^ 島根県大田市指定文化財一覧表 令和元年12月26日現在 (PDF) 島根県大田市公式ホームページ 2021年4月9日閲覧。
- ^ a b c d 松代鉱山の霰石 しまね観光ナビ 島根県公式観光ガイド、2021年4月9日閲覧。
- ^ a b 文化庁文化財保護部監修(1971)、p.248。
- ^ 『島根縣下指定史蹟名勝天然記念物』 1934年2月 pp.81-82, NCID BB14760003, 島根県
- ^ 昭和13年3月 『島根縣指定史蹟名勝天然記念物並国宝概説』(参照:国立国会図書館デジタルコレクション、146コマ目、および147コマ目)2021年4月9日閲覧。
- ^ a b 島根県の歴史散歩編集委員会編(2008)、p.154。
- ^ 松代鉱山の霰石が里帰りしました めざせ!日本遺産〜火山からの贈り物〜島根県大田市、2021年4月9日閲覧。
- ^ あられ石 国立科学博物館 常設展示データベース、2021年4月9日閲覧。
- 1 松代鉱山の霰石産地とは
- 2 松代鉱山の霰石産地の概要
- 3 脚注
- 松代鉱山の霰石産地のページへのリンク