東博模本
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 20:44 UTC 版)
東京国立博物館所蔵。屏風絵の扇ごとの写しで、右隻第五扇が欠失して十一幅が現存している。下端に記載された模写した人の名前から、江戸時代前期の延宝年間(1673年から1681年)頃に狩野中橋家の門人たちによって模写されたものとされている。原本は現存せず、模写までの伝来も不明である。 絵の内容から、発注者は阿波細川家の関係者、景観年代および制作年代は1539年(天文8年)から1545年(天文14年)の間、作者は狩野派絵師と推定されている。
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