東京での研究員時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 00:15 UTC 版)
2008-2010年度は東京大学史料編纂所の榎原雅治のもとで、日本学術振興会特別研究員(PD)を務める(研究テーマは「日本中世の地域社会における集団統合原理の研究 ― 国人一揆を中心として―」)。2011年6月、東京大学に博士論文『日本中世の地域社会における集団統合原理の研究 ― 領主の一揆を中心として ―』を提出し、博士(文学)の学位を取得する。2012年から東京大学大学院人文社会系研究科の教務補佐員、2013年からは同研究科の研究員を務める。 なお、以前から呉座はmixiを使用しており、2011年頃からはFacebookも使用していたという。2012年に出版した『一揆の原理』では、SNSと一揆の関連についても論じている。2014年3月24日には、荻上チキのラジオ番組『荻上チキ・Session-22』(TBSラジオ)の「Session袋とじ 知っているようで、知らない。リアル一揆!」の回に出演している。 2014年4月には東京大学大学院総合文化研究科の学術研究員となる。また、2014年から2017年まで立教大学文学部の兼任講師も務めた。2015年4月には国際日本文化研究センター(以下、日文研)の客員准教授となり、2016年7月には文部科学省の平成28年度「卓越研究員事業」で採択され、同年10月から日文研で任期付きの助教となる。
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