木造随身立像
主名称: | 木造随身立像 |
指定番号: | 3041 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1956.06.28(昭和31.06.28) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | 各の像内に応保二年潤二月二日始之、阿形像内に大仏師筑後講師厳成の銘がある |
員数: | 2躯 |
時代区分: | 平安 |
年代: | 1162 |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
木造随身立像
主名称: | 木造随身立像 |
指定番号: | 3226 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1966.06.11(昭和41.06.11) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 2躯 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 随身像の古例としては、岡山高野神社の一対(応保二年銘、昭和三十一年重要文化財指定)があるのみで、作例がまれである。この神谷神社の一対は、直立し、両肘を外方に張って身構えるかたちが、高野神社のものと似通い、後世の床几【しようぎ】に坐る形制の随身像にくらべると古制を示している。阿形【あぎよう】、吽形【うんぎよう】とも、かたいケヤキ材を用い、頭部を頸のあたりで輪切りにし、袍【ほう】の襟内の棚状の矧【は】ぎ面にのせて寄木造りの形をとっているが、これが高野神社のものと同巧なのもおもしろい。両袖のつよく、ふかい衣褶【いしゆう】、その外方にひるがえるさまなど、巧みに刻み、面相また中々要を得てつよい表情を刻む。特に阿形の面相の巧みな象形は、凡手のよくするところではない。作風からして鎌倉中期をくだるものとは思われず、神谷神社本殿が建保七年の建立と知られているので、そのころの制作と考えてほぼあやまりあるまい。 |
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