早霞【ハヤカ】(野菜)
登録番号 | 第4059号 | |
登録年月日 | 1994年 8月 22日 | |
農林水産植物の種類 | はす | |
登録品種の名称及びその読み | 早霞 よみ:ハヤカ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 8月 24日 | |
品種登録者の名称 | 茨城県 | |
品種登録者の住所 | 茨城県水戸市三の丸1丁目5番38号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 石塚由之 雨ケ谷洋 霞正一 江面浩 西宮聡 小松鋭太郎 飯田伸彦 宮川雄一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,茨城県新治郡出島村在来の通称「極早生」の自然交雑種子より育成された固定品種であり,肥大茎の表皮の色が淡く、肥大根の長さが短い,節数の多い食用はすである。 葉の大きさは70cm以上,葉柄長は100 ~149cm ,葉柄のとげは中,とげの着色は無,花弁の地色は白,アントシアニンは無,条線の程度は中である。地下根茎の分岐数はやや少,肥大茎の肩張りは極強,太さはやや大,長さはかなり短,屈曲は無,節数は4 ~5 ,分岐肥大茎の肥大程度はやや高,肥大茎表皮の色は淡,皮点は中,肥大茎の肉のかたさはやや硬,厚さはやや厚である。萌芽の早晩は中,開花の早晩は早,根茎肥大の早晩はかなり早,地下根茎の深さは中である。 「天王」と比較して,花弁のアントシアニンがないこと,花弁の条線の程度が中であること,地下根茎の分岐数が少ないこと,肥大茎の節数が4 ~5 であること,肥大茎表皮の色が淡いこと,萌芽の早晩が遅いこと等で,「極早生」と比較して,花弁のアントシアニンがないこと,地下根茎の分岐数が少ないこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者のほ場(茨城県稲敷郡阿見町)において,昭和59年に新治郡出島村在来の通称「極早生」より採種した自然交雑種子を60年には種し,62年より選抜を重ねて,平成3年に育種目標にかなった特性を有することを確認して育成を完了したものである。 |
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