旧道(石槫峠)について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 02:46 UTC 版)
「国道421号」の記事における「旧道(石槫峠)について」の解説
かつて、石槫峠の約2 km区間は車重2 t以下、車幅2 m以下の普通車両なら通行可能な狭隘路で、暗峠(国道308号)とならび近畿二大峠酷道として知られていた区間でもある。特に狭い区間は車幅が2 m以上ある大型車が進入できないように、峠の頂上付近の滋賀県側と三重県側の入り口2箇所にコンクリートブロックが置かれて道幅が狭められ、その側面には無数の傷痕が残されていた。また、ブロックの直前にはUターンできるスペースが設けられていた。例年12月初旬から翌年3月末までは冬期閉鎖とされていたが、現在では鈴鹿山脈を貫く石榑トンネルの開通により、道路が改良されて通行車両制限は解消されている。 石榑峠コンクリートブロック(三重県側)を少し離れて見た様子(奥側がUターンスペース) 石榑峠コンクリートブロック(滋賀県側)を通行している車の様子。コンクリートブロックの側面には水平に付けられた筋状の傷が無数に見て取れる。
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