日本語の俗語としての約物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/28 20:15 UTC 版)
インターネットや電子メールなどの発達で、出版事業者ではない人が文字コードを扱う機会が増えたため、伝統的な活字文化においては約物の役割を持たない様々な記号が約物的に扱われる場合がある(スラング)。以下はその代表的なもの。 ハート(♡♥) ハートマークとも。主に会話文で、愛情や好感、もしくはセクシャルなニュアンスを表す記号として文末に付される。 音符(♪) 庵点と同様に歌唱を示したり、気分の高揚を表すことがある。 矢印(→↑↓など) 右矢印(→)が長音符の変形として(ハジ→など)、上矢印(↑)が気分の高揚(気分上々↑↑など)を、下矢印(↓)が気分の消沈を示すために用いられることがある。 絵文字 より賑やかで子細な表現をするために専用に設けられたイラスト。文中に約物的に混ぜられる。
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