約物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/23 10:15 UTC 版)
約物(やくもの、英: punctuation mark)とは、言語の記述に使用する記述記号類の総称で、専らフォントなど組版を意識して使われる用語である。
注釈
- ^ 例外として表題などに使用されるケースについては句点#句点を含む名称を参照のこと。
- ^ 引用符 (") はJIS X 0208には存在しない。JIS X 0208の左ダブル引用符 (“) 及び右ダブル引用符 (”) は別の記号である。
出典
- ^ JIS Z 8123: 1995(印刷用語 基本用語)3頁目、1104番
約物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 01:54 UTC 版)
約物は、縦書きと横書きとで字体が異なるものがある。 句読点は、縦書きの場合は全角枡の右上、横書きの場合には全角枡の左下に書く。 括弧は縦書きの場合と横書きの場合は90度回転させる。 使用する約物を変える場合もあり、横書き時には句読点の代わりにピリオド、コンマを用いることがある。また、ダブルクオートを横書きで用いるが、縦書きでは鍵括弧に変更する場合もある。 小数点は、横書きではピリオドを用いるが、縦書きでは中黒を用いる。 ダッシュは、縦書きは縦線、横書きは横線になる。 リーダーは縦書き時には中黒を縦に並べるが、横書きは中黒を横に並べたり、ピリオドを横に並べたりする。
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