日本統一土質分類法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/23 07:27 UTC 版)
「コンシステンシー (土質)」の記事における「日本統一土質分類法」の解説
統一分類法と呼ばれる分類方法は、はじめアメリカにおいて飛行場の建設のために行われ、AC法(Airfield Classification System)と呼ばれていたものであるが、飛行場や道路以外にも広く適用できるように1942年にキャサグランドがこの分類法を公にしてから用いられているものである。1952年にアメリカ開拓局とアメリカ陸軍技術部とがこの分類法を統一して採用したので、それ以来、土質分類と呼ばれている。日本ではこの方法にならって土の種類を二つのローマ文字で表し、その第1字は土の型を、また第2字はさらに細かい分類を示す方法がとられている。それぞれの文字を表現する意味粗粒度は、粒度試験の結果によって分類できるが、細粒土は粒度とコンシステンシー限界によって分類する。 土質工学会は、土質工学的な目的のために土を分類する方法の基準として、1973年に日本統一土質分類法を提案した。この方法は、前述の統一土質分類法を基にして、日本の実情に適合するように修正したものである。
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