掌侍とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 労働 > 役職 > 判官 > 掌侍の意味・解説 

しょう‐じ〔シヤウ‐〕【掌侍】

読み方:しょうじ

明治以後宮中女官階級の一。明治2年(1869)10月12日四人を置くことを定めた

ないしのじょう(掌侍)


ないし‐の‐じょう【掌侍】

読み方:ないしのじょう

内侍司(ないしのつかさ)の判官(じょう)。もと従七位相当、のち従五位相当。その第一位勾当内侍(こうとうのないし)という。しょうじ


掌侍

読み方:ナイシノジョウ(naishinojou)

内侍司判官


掌侍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/20 01:26 UTC 版)

掌侍(ないしのじょう)とは、律令制における女官の1つ。本来は内侍司判官だったが、後に尚侍典侍とともに後宮全体の実務を取り仕切る立場となった。掌侍の第一臈を特に勾当内侍(こうとうのないし)といった。


  1. ^ 松薗斉『中世禁裏女房の研究』(思文閣出版、2018年) P46.
  2. ^ 松薗斉『中世禁裏女房の研究』(思文閣出版、2018年) P48-49.
  3. ^ 後桃園天皇の時代に大御乳人を務めた松室鎮子の「後桃園天皇大御乳覚帳」(宮内庁書陵部所蔵)には、勾当内侍の職務として女官・稚児の採用及び元服、天皇の祈祷料支出・公家の拝借金申請の処理、寺社や御用商人や江戸幕府禁裏附との交渉、儀式の際の祝儀などの進物処理、天皇及び宮廷内外との連絡などが挙げられている(高橋、2009年、P136)。
  4. ^ 高橋、2009年、P4-5


「掌侍」の続きの解説一覧

掌侍(ないしのじょう・しょうじ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/14 14:30 UTC 版)

内侍司」の記事における「掌侍(ないしのじょうしょうじ)」の解説

四等官における判官ジョウ)に相当する准位従七位のち従五位定員正官4名、権官2名の計6名。通常内侍と言えばこの掌侍のことを指す。天皇移動の際に剣璽捧げ持ち随行する役目第一位上臈の掌侍を「勾当内侍こうとうのないし)」または「長橋局ながはしのつぼね)」という。尚侍典侍形式化した後、内侍司実務奏請伝宣含め勾当内侍中心に取り仕切られ江戸時代になると渉外においては制度上は上臈である大典侍よりも大きい力をもった。

※この「掌侍(ないしのじょう・しょうじ)」の解説は、「内侍司」の解説の一部です。
「掌侍(ないしのじょう・しょうじ)」を含む「内侍司」の記事については、「内侍司」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「掌侍」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



掌侍と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「掌侍」の関連用語





5
一の内侍 デジタル大辞泉
74% |||||



8
内侍 デジタル大辞泉
56% |||||

9
内侍司 デジタル大辞泉
56% |||||

10
デジタル大辞泉
52% |||||

掌侍のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



掌侍のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの掌侍 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの内侍司 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS