拠点市街地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/21 08:51 UTC 版)
都市構造の再編に資する市街地内の拠点を拠点市街地といい、大都市・地域の中心となる都市等において、既成市街地内の鉄道跡地・臨海部の工場跡地等を活用して整備を推進されている。例としては次の通り。 長町副都心(宮城県仙台市) 秋葉原駅付近(東京都千代田区等) 大手町(東京都千代田区) 東静岡駅周辺(静岡県静岡市) 尾張西部都市拠点(愛知県稲沢市) 大阪駅北大深東(大阪府大阪市) あまがさきキューズモール(兵庫県尼崎市) 古高松(高松都市圏拠点市街地) 屋島地区(高松都市圏拠点市街地) 高知駅周辺(高知県高知市) 香椎副都心(福岡県福岡市) 熊本駅西(熊本県熊本市) このほかに、津波防災地域づくりに関する法律によって、「一団地の津波防災拠点市街地形成施設」が定められた。これは、都市計画運用指針改正案で、津波による災害の発生のおそれが著しく、かつ、当該災害を防止し、又は軽減する必要性が高いと認められる区域で都市機能を津波が発生した場合においても維持するための拠点となる市街地の整備を図る観点から、当該市街地が有すべき諸機能に係る施設を一団の施設としてとらえて一体的に整備することを目的とするものであり、当該市街地が有すべき機能に応じて住宅施設、津波防災地域づくりに関する法律第二条第十四項に規定する特定業務施設をいう。
※この「拠点市街地」の解説は、「市街地」の解説の一部です。
「拠点市街地」を含む「市街地」の記事については、「市街地」の概要を参照ください。
- 拠点市街地のページへのリンク