手足部分
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 01:49 UTC 版)
印刷書体(明朝体)において『康熙字典』は手足部分、縦棒からの右はねの筆画の次の2画を短い横画とし、台湾の国字標準字体・香港の常用字字形表もこれに倣う。一方、中国の新字形はこれを点画とする。 日本においては「鼠」字が常用漢字でも人名漢字でもないたため、標準字体といえるものがなかったが、2000年に答申された表外漢字字体表が、これを点画とする字形を採用している。しかし、「鼠」を偏旁にもつ字、例えば「鼬」や「竄」などは字体表に載っておらず、点画とするか横棒とするかは不明確である。 なお康熙字典体は、筆写体で縦棒から右に撥ねる筆画を、右はねが縦棒より左側から始まる2画風にしていることを特徴とするが、中国・台湾・香港ではこれを筆写体風に直しており、「鼠」字も同様である。 康熙字典台湾・香港中国日本鼠 鼠 鼠 竄 竄 竄
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