手塚治虫文化賞に関して
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米澤が死去した翌年の、2007年度の手塚治虫文化賞において、従来「大きな功績のあった故人」に与えることが多かった「特別賞」を与えるべきだ、という声が審査委員の中で多かった。しかし朝日新聞社内で検討した結果、授賞は見送られた。審査委員のいしかわじゅんによると、「コミケの版権(著作権)問題がやっぱりネックになった」という。そのかわりというべきか、2007年に星雲賞特別部門を受賞した。 その後、上述の「米沢嘉博記念図書館」の開館を受け、その業績が見直されることとなり、2010年に「マンガ研究の基礎資料の収集と評論活動などの幅広い業績に対して」として、第14回手塚治虫文化賞の特別賞を受賞している。
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