戦後の芸術写真
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 15:29 UTC 版)
戦後の日本を代表する写真家と言えば植田正治、土門拳、秋山庄太郎、細江英公ら純粋芸術的な作家があげられるが、ファインアートの重要な要素の一つとしてヌードがあるのを忘れてはならない。人物写真の分野でも活人画等の影響を受けたヌード写真がある。世界の芸術写真家としては、ヘルムート・ニュートンやジョック・スタージェス、デヴィッド・ハミルトンらがいる。日本では、1990年代に入りヘアヌードという和製英語まで出来て、日本での規制の解禁の象徴となっている。荒木経惟、篠山紀信、加納典明らが有名である。 また、1990年代後半に日本で流行したガーリーフォトと呼ばれた若い女性たちの写真の一傾向がある。これまで男性の被写体となる事が多かった女性達が、身近で日常的なものを被写体として撮影する側になり、女性目線のガーリー(女の子らしい)な写真を撮るようになった。HIROMIX、蜷川実花、長島有里枝が代表的写真家である。
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