忘れられていた敵(The Forgotten Enemy)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/03 02:22 UTC 版)
「明日にとどく」の記事における「忘れられていた敵(The Forgotten Enemy)」の解説
地球が氷河期に入り、いまやロンドンも雪と氷に覆われていた。ここに残った1人の男は、街に残された食料や燃料を漁って生き延びてきた。動物の姿はたまに見かけるが、人間はほとんど皆無である。電気店に残されていたラジオを使っても、聞こえてくるのは空電の音ばかり。時が過ぎ、遠くのほうから轟音が聞こえるようになってきた。北に住んでいた動物たちも、その方向から逃げてくる。轟音は日ごとに大きくなるように感じる。男は人類がなにかの機械を使って、氷を砕きながらロンドンに向かってきているのかと考えた。
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