LAPB
読み方:ラップビー
別名:平衡型リンクアクセス手順
LAPBとは、X.25のパケット交換網において使用される伝送手順を制御するためのプロトコルのことである。
LAPBは、X.25の端末(DTE)と回線終端装置(DCE)との間でデータの伝送制御を行う際、フレームリレー形式で制御情報を交換するために用いられる。データ交換はOSI参照モデルにおけるデータリンク層で行われている。LAPBはもともとHDLCの機能のサブセットとして規定されたものであるが、ISDNのBチャネルなどにも利用されている。
なお、ISDNのDチャネルにおいてデータ交換に使用される通信プロトコルは、LAPD(Link Access Procedure, d-channel)と呼ばれる。
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