川辺英二 - 山本裕典
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 16:38 UTC 版)
「太陽と海の教室」の記事における「川辺英二 - 山本裕典」の解説
18歳。一見、孤高に見える不良の様なルックスで、優等生タイプの多い湘南学館では浮いた存在。学校を辞めようとしていたのを若葉の説得で思い留まったが、以降若葉にアプローチを掛けるようになる。本来は頭が良く楽観的な性格だったが、家庭環境が元で、成績が落ちる一方だった。遂には万引き事件をも発覚する。実は、入院中の母親にかわって慣れない家事をしながら幼い弟妹を育てており、金銭的に困窮して粉ミルクなどを万引きしたのだった。そうした事情を見抜いた櫻井は、川辺に協力する。だが、神谷理事長により児童相談所に通報され、弟妹と引き離されそうになったことに抵抗。洋貴たちの協力で二人を連れてフェリーに逃げ込む。教師たちの追跡をかわすためボイラー室に隠れるが、弟の危機を救うため倒れた機材の下敷きとなって重傷を負う。その現場に櫻井たちが駆けつけ、的確な処置を行ったことで一命を取り留める。櫻井の縫合手術の間に、弟たちは川辺が思うほど弱くないと説得され、当面施設に託すことを了解する。
※この「川辺英二 - 山本裕典」の解説は、「太陽と海の教室」の解説の一部です。
「川辺英二 - 山本裕典」を含む「太陽と海の教室」の記事については、「太陽と海の教室」の概要を参照ください。
- 川辺英二 - 山本裕典のページへのリンク