山崎軍神部隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/14 14:00 UTC 版)
1943年のアッツ島玉砕の報は国民に大きな衝撃を与え、戦死した山崎保代大佐率いる2千数百名の守備隊には軍神部隊といった呼称が使われた。玉砕の精神をもってアメリカに対する日本の精神的優位性が語られる一方で、アメリカの物量的優位性に対抗するための増産を国内銃後に訴える題材ともなった。この玉砕を題材にした藤田嗣治の戦争画が陸軍に奉納されて新聞各紙にも報じられ、その後決戦美術展覧会に出品されて傑作とされ、藤田の代表作ともなった。「アッツ島血戦勇士顕彰国民歌」の歌詞募集で、入選作が同題で、佳作第一席が少国民歌「みんなの誓い」として広められた。
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