小織桂一郎とは? わかりやすく解説

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小織桂一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/05 07:46 UTC 版)

さおり けいいちろう
小織 桂一郎
本名 西巻 行蔵
生年月日 (1870-01-11) 1870年1月11日
没年月日 (1943-07-26) 1943年7月26日(73歳没)
出身地 日本新潟県柏崎市
職業 俳優舞台俳優
ジャンル 新派
所属劇団 成美団
主な作品
月魄
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小織 桂一郎(さおり けいいちろう、1870年1月11日明治2年12月10日[注釈 1] - 1943年昭和18年)7月26日)は、日本新派俳優である[1][2]。本名は西巻行蔵[3][4]

経歴・人物

新潟県柏崎市に生まれる[2][3]。後に上京し1891年(明治24年)に川上音二郎一座に加入し[1][4]立役が認められた後に同座が経営する劇場において初舞台を踏んだ[2][3]1896年(明治29年)には同じ新派俳優だった高田実初代喜多村緑郎らと共に[1][3]成美団の結成に携わり大阪にあった角座および朝日座等で舞台を踏む[2]

1907年(明治40年)には高田および伊井蓉峰が所属した一座に加入し[3][4]、再度東京で舞台を踏みその座長も務めた[2]1913年大正2年)には河合武雄らが結成した公衆劇団にも加入し[1][2]、新劇運動に尽力する[3][4]。その後は再度大阪で活動し関西新派の大幹部を務め[1][3]1928年(昭和3年)に松竹家庭劇(現在の松竹新喜劇)に補導格として加入した[2]。晩年の1941年(昭和26年)には再度新派俳優として活動した[2]。小織は能書家としても知られた[2]

主な出演作品

脚注

注釈

  1. ^ 改訂新版 世界大百科事典では1869年生と記述されている。

出典

  1. ^ a b c d e 小織桂一郎”. デジタル版 日本人名大辞典+Plus(講談社). 2024年3月5日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i 小織桂一郎”. 改訂新版 世界大百科事典(平凡社). 2024年3月5日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g 小織 桂一郎”. 20世紀日本人名事典(日外アソシエーツ). 2024年3月5日閲覧。
  4. ^ a b c d 小織 桂一郎”. 新撰 芸能人物事典 明治~平成(日外アソシエーツ). 2024年3月5日閲覧。



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