新派
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新派(しんぱ)は、1888年(明治21年)に始まった日本の演劇の一派。 明治に始まった「壮士芝居」「書生芝居」などをもとに歌舞伎とは異なる新たな現代劇として発達し、「旧派」の歌舞伎に対し「新派」と称された。第二次世界大戦を経て、戦後複数の劇団が「劇団新派」に統合した[1]。当代の庶民の哀歓・情緒を情感豊かに描いた演目が多い[2]。
- ^ 小山雄嗣 (2016年8月22日). “劇団新派、復活への幕開き 月乃助が緑郎襲名”. NIKKEI STYLE (日本経済新聞社/日経BP社) 2017年2月3日閲覧。
- ^ a b 亀岡典子「【亀岡典子の恋する伝芸】劇団新派に新風-歌舞伎界から市川月乃助に続き市川春猿も入団、「様式美+リアルさ」の魅力、深化へ」『産経WEST』産経デジタル、2016年11月19日。2017年2月3日閲覧。
- ^ 千歳 米坡チトセ ベイハ新撰 芸能人物事典 明治~平成
- ^ 山口定雄(読み)やまぐちさだおkotobank
- ^ 細江光「上山草人年譜稿(一): 谷崎潤一郎との交友を中心に」『甲南女子大学研究紀要. 文学・文化編』第38号、甲南女子大学、2002年3月、45-57頁、CRID 1050282813387323136、ISSN 1347121X。
- ^ “二代目喜多村緑郎襲名「一生の思い出に」”. 日テレNEWS24. (2016年9月1日) 2016年9月5日閲覧。
- ^ 「十月新派特別公演」(2021年10月)のパンフレットによる。
- ^ 「柳永二郎:『木戸哀楽 新派九十年の歩み』、読売新聞社(1977)」の「年表」、(約1750件)
- ^ 国立劇場文化デジタルライブラリー
- ^ 明治座 過去の公演一覧
- ^ 劇団新派公式サイト
- ^ 早稲田大学演劇博物館 現代演劇上演記録
新派
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 23:55 UTC 版)
新派130年にあたる2018年11月に、特別公演として大阪松竹座と新橋演舞場で上演。大阪松竹座での公演は11月1日から10日、新橋演舞場での公演は同年11月14日から11月25日まで行なわれた。シナリオは原作に忠実で、琴の師匠が重要な鍵を握っており、映画版を見慣れた人も楽しめる内容になっていた。 キャスト 宮川香琴 - 水谷八重子 犬神松子 - 波乃久里子 犬神竹子 - 瀬戸摩純 犬神梅子 - 河合雪之丞 犬神佐清、青沼静馬 - 浜中文一 野々宮珠世 - 春本由香 / 河合宥季(交互出演) 金田一耕助 - 喜多村緑郎 古館恭三 - 田口守 橘警察署長 - 佐藤B作 スタッフ 脚色・演出 - 齋藤雅文
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新派
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初演は、1917年(大正6年)1月、東京・新富町の新富座で行われた。脚色は真山青果、出演は「新派三巨頭」と呼ばれた伊井蓉峰、河合武雄、喜多村緑郎であった。
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