いい‐ようほう〔いゐ‐〕【伊井蓉峰】
伊井蓉峰
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伊井 蓉峰(いい ようほう、本名・伊井 申三郎、明治4年8月16日(1871年9月30日) - 昭和7年(1932年)8月15日)は、発足間もない新派劇で活躍した俳優。
- ^ a b c d e f 歴代の名優 劇団新派 2018年7月17日閲覧。
- ^ 北庭筑波(読み)きたにわ つくばコトバンク
- ^ 上田正昭、津田秀夫、永原慶二、藤井松一、藤原彰、『コンサイス日本人名辞典 第5版』、株式会社三省堂、2009年 78頁。
- ^ 映画人名事典 男優編 上p.87
- ^ “歴代の名優”. 劇団新派 公式サイト. 2019年2月13日閲覧。
- ^ 歌舞伎座『歌舞伎座 百年史 資料編』
- ^ 『演芸画報』昭和7年9月号p.67-70
- ^ 『映画渡世・天の巻 マキノ雅弘伝』(マキノ雅弘、平凡社)
- ^ 『聞書アラカン一代 - 鞍馬天狗のおじさんは』(竹中労、白川書院)
- ^ 近代日本芸能年表上p.364
- ^ このときの記事が『演芸画報』昭和5年3月号、p.49。火事騒ぎには触れていない。以下引用「『京都は何年振りです。』と聞くと、伊井さんは記者の方を見て愛想よく笑ひながら『御當地は、十年振りの出演です。けれど一昨年の春、やっぱり二月、マキノの忠臣蔵の撮影で来ました。あの時に比較べると今年は大変に暖かい。もつとも夜中の一時すぎに底冷えのするスタジオで撮影したり、天の橋立へロケイシヨンに行つたりしたんですから――』といふ。(中略)今日は、この旅館に折から京都に来た、濱口雄幸氏が宿泊してうぃるので伊井さんは『濱口首相にはお目にかかった事はありませんが何時ぞや『原敬』劇の時、花輪を頂戴しましたことなぞありますので、お目にかかってお禮申し上げられれば光栄です。』といふ。」
- ^ 『近代日本芸能年表・下』p.84
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