小笠原流とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 社会 > 社会運動 > 一派 > 小笠原流の意味・解説 

おがさわら‐りゅう〔をがさはらリウ〕【小×笠原流】

読み方:おがさわらりゅう

武家礼式一派室町時代足利義満の臣小笠原長秀制定以後武家の正式の礼法とされた。明治以後学校教育にも取り入れられ、特に女子礼式として広く用いられた。

俗に堅苦しい礼儀作法のこと。

弓術馬術一派源頼朝の臣である小笠原長清を祖とする。

兵法一派小笠原宮内大輔氏隆が創始


小笠原流

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/19 06:14 UTC 版)

小笠原流(おがさわらりゅう)は、武家故実(弓馬故実)、弓術馬術礼法流派。また兵法煎茶道茶道にも小笠原流を名乗るものがある。礼儀作法の流派として知名度の高い流派であるが、本来的には弓術・馬術・軍陣故実・礼法などの武家社会の故実(武家故実)全般を含む。


注釈

  1. ^ 古くは伊勢貞丈が指摘しているが、この今川・伊勢の両人は両家の家系図には見られない人物である。これにより貞丈は『三議一統』を偽書としている。
  2. ^ 例えば笠標の故実として秀郷の「佳例」を挙げ(『吾妻鏡』文治5年7月8日条)、秀郷の末裔であることから下河辺行平頼家の弓術師範に任じている(『吾妻鏡』文治6年4月7日条)。
  3. ^ 例えば、室町時代初期の記録ではあるが、了俊大草子では小笠原氏はじめ各家に作法の違いがあることが記されている。
  4. ^ 北条早雲の正室が京都小笠原氏の出身
  5. ^ 髪置の儀で、子供の長寿を願ってかぶせる白髪のかつら。

出典

  1. ^ 小笠原惣領家流礼法本部
  2. ^ 小笠原流弓馬術の継承 小笠原流 流鏑馬(旧豊前小倉藩 相傳) 宗家の源長統は小笠原忠統に支持して免許皆伝を受けたという。
  3. ^ 小学館「日本大百科全書(ニッポニカ)」 小笠原流の項[1]
  4. ^ 大成武鑑 4巻
  5. ^ 『福井県史』鯖江藩・勝山藩・丸岡藩の武芸
  6. ^ 『歴史読本 特集天皇家の閨閥 明治・大正・昭和の皇室 昭和六十三年三月号』 新人物往来社 p.216
  7. ^ 岸祐二 『図解雑学 剣豪列伝』 ナツメ社 2004年 pp.192 - 193


「小笠原流」の続きの解説一覧

「小笠原流」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



小笠原流と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「小笠原流」の関連用語

小笠原流のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



小笠原流のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの小笠原流 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS