小畑慎吾(シンコ/おばた しんご)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 04:11 UTC 版)
「将太の寿司」の記事における「小畑慎吾(シンコ/おばた しんご)」の解説
鳳寿司の追い回し(雑用係)で、将太よりは半年ぶん先輩。将太にとっては苦しい修業の中、苦心を分かち合える盟友である。「コハダになっていない」という意味合いで、名前をもじって「シンコ」と先輩や将太からは呼ばれている(作中でシンコを下魚とみなすシーンがあるが、実際には超高級寿司ダネ)。山口県の農家出身。追い回しとしての仕事には手抜きがなく誠実だが、精神的に脆い面があり、将太に対する劣等感や失敗を佐治に咎められたことを気に病んで逃亡したり、お客に出すためのウニの管理を誤り、結果上得意客を失うという失態を晒し、(あくまで親方にクビを告げられた場合ではあるが)店を辞めようとしたことがある。将太の説得により鳳寿司に復帰した後は職人になるため一層の努力を行っている。その仕事ぶりと心意気は征五郎に「上得意のお客様を失うよりも慎吾を失うことのほうが遥かに辛い」と言わしめるほどで『全国大会編』ではその成果を見せ、コンクールにも出場。1回戦で溶けたウニを使うというハンデの中で溝口の柏手を出させる寿司を作り、満点トップ通過するも2回戦で敗退した。連載の最終回ではその仕事が実を結んで、ツケ場に立った。
※この「小畑慎吾(シンコ/おばた しんご)」の解説は、「将太の寿司」の解説の一部です。
「小畑慎吾(シンコ/おばた しんご)」を含む「将太の寿司」の記事については、「将太の寿司」の概要を参照ください。
- 小畑慎吾のページへのリンク