晒しとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 言葉 > 状態 > 晒し > 晒しの意味・解説 

さらし【×晒し/×曝し】

読み方:さらし

【一】

さらすこと。さらしたもの。「—」「恥—」

漂白した麻布または綿布晒し布。特に、晒し木綿。《 夏》「川風水打ちながす—かな/太祇

江戸時代刑罰の一。縛った罪人、または斬首(ざんしゅ)に処せられた罪人の首を路傍にさらし、衆人見せしめしたもの

歌舞伎舞踊の中の一場面。布ざらし舞踊化したもので、「越後獅子」などにある。

歌舞伎下座音楽の一。能管太鼓大太鼓または大鼓小鼓加えた鳴り物で、荒事(あらごと)の立ち回り幕切れなどに用いる。

「晒(さらし)の合方」の略。

【二】(晒)地歌・箏曲曲名宇治川沿岸里人が布をさらすことを題材したもの元禄(1688〜1704)ころ、深草検校原曲「古ざらし」をつくり、のちに山田生田両流原曲から「新ざらし(早ざらし)」を編曲した


晒し

読み方:さらし

サ行五段活用動詞晒す」の連用形、あるいは連用形名詞化したもの

日本語活用形辞書はプログラムで機械的に活用形や説明を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

晒し

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/12 00:39 UTC 版)

晒し(さらし)は、住所電話番号・顔写真などの個人を特定する情報を本人に無断でインターネットに公開し、対象者を攻撃を与える行為[1]。本人と対峙することなく被害を与えようとする間接的なネットいじめの一形態に当たる[1]。悪事を犯したと目される人物を正義感をもって私刑しようとする衝動的な動機によって行われる場合もある(ネット自警団とも呼ばれる)[2]英語では文書(documentsの略のdocs)ばらまきを意味するドクシング(doxing、doxxing)とも[3][4]


  1. ^ a b 原清治、山内乾史、大多和直樹、浅田瞳「ネットいじめの実態とその抑止策に関する実証的研究」2012年度
  2. ^ 「ネットで叩く」側の論理 誰が「私刑」を執行するのか」『AERA』2013年8月26日号、朝日新聞出版、2013年。 
  3. ^ 町山智浩『アメリカは今日も「炎上」中』 / 週刊文春2015年6月25日号
  4. ^ 大学教授、白人至上主義者だと誤って名指しされ シャーロッツビル衝突 2017年8月16日
  5. ^ a b 佐藤佳弘『インターネットと人権侵害』41-48
  6. ^ 山本 太郎, 千葉 直子, 植田 広樹, 高橋 克巳, 平田 真一, 小笠原 盛浩, 関谷 直也, 中村 功, 橋元 良明 テキスト系CGM利用時の不安に関する自由記述を中心とした調査結果について 日本社会情報学会 第26回全国大会P 475-480
  7. ^ 鈴木謙介 第23回: ケータイが侵食するインターネット~異なる文化の邂逅によって生じるトラブルへの対処を~ 2007年1月


「晒し」の続きの解説一覧

「晒し」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



晒しと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「晒し」の関連用語

晒しのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



晒しのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの晒し (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS