小合溜井と亀有溜井
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/02 15:03 UTC 版)
1729年(享保14年)に、猿ヶ俣で東流し江戸川に合流していた古利根川が締切られて、小合溜井が設けられた。一方亀有溜井に流れ込んでいた綾瀬川(垳川)が締め切られ、中川は川幅が約3倍に広げられ本流となった。この工事は1722年(享保7年)に8代将軍徳川吉宗が紀伊国(和歌山県)から招いた井澤弥惣兵衛が当たった。これ以降、東葛西領の用水の取水元は小合溜井に、西葛西領の用水の取水元は瓦曽根溜井と葛西用水に分けられる事となり、亀有溜井は廃止された。
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