対外同盟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 06:35 UTC 版)
そのうえで西欧諸国のイギリス、オランダ、フランスと同盟を結び、友好関係を築いた。特にイギリスはサファヴィー朝の実力を認め、1616年から1617年にかけて何度も特使を派遣している。 西欧との同盟関係は、オスマン帝国との政治的な問題でもあった。西欧は、ヨーロッパに食い込むオスマン帝国を駆逐するために有益なアジアの同盟者として、オスマンの背後にいるサファヴィー朝との関係を重視したのである。オスマン帝国の弱体化は双方にとって有益であり、サファヴィー朝にとってもヨーロッパの先進的な軍事力は、国力強化や中央集権化など、国益に繋がるものであった。
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