寧遠州城
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/31 10:20 UTC 版)
興城市の中心には明清代の「寧遠州城」が残されている。外城は現存しないが内城は修復され現在でも使用されており、保存状態が良好な明代の城郭都市の一つである。現存する内城はほぼ正方形で、南北825.5m、東西803.7m、高さ10.1mの城壁に囲まれている。城は4つの門(東門・春和門、西門・永寧門、南門・延輝門、北門・威遠門)があり、各門は半円形の甕城で守られ上に二層の楼閣がある。城郭の四隅には砲台が置かれ、城内には十字型に大通りが走る。十字路の中央には三層で高さ17mの鼓楼があり、普段は時を知らせ、戦時には進軍の太鼓を打ち鳴らした。
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