察布査病
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 23:42 UTC 版)
1949年の第二次国共内戦後、チャプチャル・シベ自治県西部にあるシベ郷でチャプチャル病(察布査病)と呼ばれる謎めいた疫病感染があることが判明した。その地方独特の風土病で、根本的な原因は長い間不明のままだった。多くの死者が出て、その場所から一部の人々を強制退去させた。 1958年、専門家チームが保健省から派遣されてこの事案を調査した。実施された流行感染調査で、この病気が主にA型ボツリヌス症であることが判明し、幾つかの症例ではB型だった。同チームはまた、ボツリヌスの供給源が現地の発酵穀物と豆と生肉食品であることを発見した。地域住民間で発酵技術の向上を促進して、この病気を排除した。
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