寂然とは? わかりやすく解説

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じゃく‐ぜん【寂然】

読み方:じゃくぜん

ト・タル[文]形動タリじゃくねん(寂然)


じゃく‐ねん【寂然】

読み方:じゃくねん

ト・タル[文]形動タリ

ひっそりとして静かなさま。寂しいさま。せきぜん

「院は—として人もないようであった」〈露伴連環記

煩悩(ぼんのう)を去って、心が静かであるさま。

「—と黙考の体(てい)なりし時も」〈宙外・ありのすさび


せき‐ぜん【寂然】

読み方:せきぜん

ト・タル[文]形動タリ静かでもの寂しいさま。じゃくねん

天地は—として静である」〈菊池寛忠直卿行状記


寂然

読み方:ジャクネン(jakunen), セキゼン(sekizen)

ひっそりとしてさびしいさま


寂然

読み方じゃくぜん

平安末期歌人丹後守藤原為忠の子寂念為業)の弟、為経の兄。名は頼業、唯心房と称する壱岐守となり、久寿2年出家西行親しく、しばしば和歌贈答した。歌集に『寂然法師集』『唯心房集』がある。寂然の和歌は『千載集』以下の勅撰集四十選入されている。生歿年未詳

寂然

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/02 16:32 UTC 版)

寂然(じゃくせん/じゃくねん)は、平安時代後期の貴族歌人。俗名は藤原 頼業(ふじわら の よりなり)。藤原北家長良流、丹後守藤原為忠の四男。官位従五位下壱岐守。(諸説あり不詳)


  1. ^ 井上宗雄「常磐三寂年譜考」『平安後期歌人伝の研究』笠間書院、1978年
  2. ^ 『関戸家本唯心坊集巻首』
  3. ^ a b 『本朝世紀』


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