宣和奉使高麗図経
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/23 14:07 UTC 版)
『宣和奉使高麗図経』(せんなほうしこうらいずきょう、朝鮮語:선화봉사고려도경、略称『高麗図経』)とは、中国宋王朝の徐兢が編纂した朝鮮半島の高麗の史書。全四十卷。徽宗の宣和年間に徐兢は高麗に使節として派遣された。高麗の国都開城に数ヶ月滞在し中国帰国後、見聞した内容をこの書にまとめ、皇帝に献呈した。書には高麗の歴史、政治制度、社会の状況が記載されており、研究上当時の朝鮮半島史の重要史料である[1]。
- 1 宣和奉使高麗図経とは
- 2 宣和奉使高麗図経の概要
- 3 中国における流伝の情況
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