学説彙纂
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『学説彙纂』(がくせついさん、羅: Digesta, ギリシア語: Pandectae)は、帝政初期から500年代までの著名な法学者の学説を編纂させたもの。533年12月16日公布、12月30日施行。学説を収集された学者(これらを古法学者 veteres という)は40名に上り、ガイウスやウルピアーヌスなど帝政初期の学者が最も多い。全1528巻、300万行の先行資料を全50巻・432章・15万行にまとめた。よってDigesta (ダイジェスト)と呼ばれる。Pandectae はそのギリシア語であり、ドイツ語の Pandekten はこれに由来し、その編纂方式が「パンデクテン方式」として、日本法にまで影響を及ぼしている。
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