子産とは? わかりやすく解説

しさん【子産】

読み方:しさん

[一][前585?〜前522中国春秋時代の鄭(てい)の宰相法治主義によって国を治め中国最初成文法作った外交にも優れ巧みに大国間の均衡保ち平和を実現した

[二]宮城谷昌光長編歴史小説[一]生涯を描く。平成12年2000)、上下2巻刊行第35回吉川英治文学賞受賞


子産

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/27 16:25 UTC 版)

子産(しさん、? - 紀元前522年)は、中国春秋時代に仕えた政治家子産。「公孫」とも呼ばれる。祖父は鄭の穆公、父は子国(公子発)、子は国参(子思)。弱小国の鄭を安定させる善政を行い、中国史上初の成文法を定めたとされる。


  1. ^ 当時の階梯は「卿(けい) - 大夫(たいふ) - 士」となっている。『春秋左氏伝』によると、卿は朝廷に出席して君主に対して意見を言うことができる(筆頭の卿を正卿と呼び、朝廷の主導を行い、宰相とほぼ同じである)。大夫は領地を持った貴族だが、朝廷に出席することはできない。士は卿や大夫の家来。なおこれには異説あるが、この身分階層が通用しないものだとしても、他の身分階層があったと考えられている。
  2. ^ ただし、正卿は子皮のままで、次席の子産が執政として実際の政治を取り扱ったとの説もある


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