妙高 (重巡洋艦)
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妙高（みょうこう、旧仮名:めうかう[3]）は、日本海軍の重巡洋艦[4]。一等巡洋艦妙高型の1番艦である[5]。艦名は新潟県の妙高山に因んで命名された[6][3]。なお、名称は海上自衛隊のこんごう型護衛艦の3番艦「みょうこう」に受け継がれている。 2番艦那智の方が妙高より先に竣工したため『那智級』と呼ばれることもあった[7]。 平賀譲造船中将の設計した艦級であり、主砲門数が多い。その代価に防御を軽視していたという評価もあるが、同時期の米重巡より重装甲であった。[要出典]
- ^ #海軍艦艇史2巡洋艦(1980)p.371、写真No.2713の解説。
- ^ a b c d e f g #艦船要目公表範囲(昭和12年12月1日現在)p.3『妙高|一等巡洋艦|(艦諸元略)|横須賀工廠|大正13-10-25|昭和2-4-16|4-7-31|(装備略)』
- ^ a b 日本海軍艦船名考 1928, pp. 280–281「346 妙高 めうかう Myōkō.」
- ^ a b #達大正12年12月p.5『達第二百三十五號 艦艇製造費ヲ以テ大正十二年度ニ於テ建造ニ着手スヘキ一等巡洋艦二隻ニ左ノ通命名セラル｜大正十二年十二月十日 海軍大臣財部彪｜横須賀海軍工廠ニ於テ建造 一萬頓級巡洋艦 妙高メウカウ|呉海軍工廠ニ於テ建造 一萬頓級巡洋艦 那智ナチ』
- ^ #艦艇類別等級(昭和12年12月1日現在)p.1『艦艇類別等級表|軍艦|巡洋艦|一等|妙高型|妙高、那智、足柄、羽黒』
- ^ #幕末以降帝国軍艦写真と史実p.123『妙高(めうかう)|艦種 一等巡洋艦|艦名考 山名に採る、妙高山の別名妙香山又は越後富士、越後國にあり。|艦歴 所謂甲級1萬頓級8吋砲巡洋艦の魁にして、那智・足柄・羽黒は其の姉妹艦なり。昭和6・7年事変(日支)従軍：同7年2月上海及揚子江方面警備(艦長大佐井澤春馬)』
- ^ #日本軍艦集2600年版p.25『一等巡洋艦 足柄(あしがら) (略)起工大正14年4月11日、進水昭和3年4月22日、竣工昭和4年8月20日、建造所神戸川崎造船所－妙高と同型。世界に誇る那智級一萬頓級重巡四隻の最後に出來上つた艦である。』
- ^ #達大正12年12月p.5『達第二百三十六號 艦艇類別等級表中巡洋艦一等ノ欄青葉ノ下ニ妙高、那智ヲ加フ｜大正十二年十二月十日 海軍大臣財部彪』
- ^ a b c d #終戦と帝国艦艇75頁
- ^ #ポケット海軍年鑑(1937)p.31『一等巡洋艦"那智なち"(略)要目は妙高と全部同一である。上記の如く起工は妙高より1ヶ月遅れてゐたが竣工したのは反對に8ヶ月も早かつた。故にこの艦は近代型の1萬頓巡洋艦としては實に世界中で最初に勇姿を現したものである。(以下略)』
- ^ #艦船要目公表範囲(昭和12年12月1日現在)p.3『那智|一等巡洋艦|(艦諸元略)|呉工廠|大正13-11-26|昭和2-6-15|3-11-26|(装備略)』
- ^ #幕末以降帝国軍艦写真と史実p.242『昭和五年特別第演習式場圖』
- ^ #重巡洋艦戦記(2010)28頁
- ^ 戦史叢書第26巻 蘭印・ベンガル湾方面海軍進攻作戦、92、103ページ
- ^ 戦史叢書第26巻 蘭印・ベンガル湾方面海軍進攻作戦、104ページ
- ^ 戦史叢書第26巻 蘭印・ベンガル湾方面海軍進攻作戦、113-114ページ
- ^ a b c d #戦史叢書26海軍進攻作戦117-118頁『「マララグ」湾空襲概要図』
- ^ a b c d 戦史叢書第26巻 蘭印・ベンガル湾方面海軍進攻作戦、117ページ
- ^ a b Japanese Cruisers of the Pacific War, p.296
- ^ 『南方進攻航空戦1941-1942』313-314頁
- ^ 戦史叢書第26巻 蘭印・ベンガル湾方面海軍進攻作戦、117ページ、「妙高」型戦時兵装の変遷［第2部］、86ページ
- ^ a b 開戦直後「妙高」被爆す（2015年）、39ページ
- ^ 開戦直後「妙高」被爆す（2015年）、40ページでは死者35名、重軽傷者85名
- ^ #戦藻録(1968)62頁『一月四日 日曜日 晴』
- ^ 戦史叢書第26巻 蘭印・ベンガル湾方面海軍進攻作戦、118ページ
- ^ a b c 「妙高」型戦時兵装の変遷［第2部］、86ページ
- ^ a b #戦史叢書26海軍進攻作戦459-460頁『蘭印部隊主隊来援、戦闘に加入できず』
- ^ a b c #戦史叢書26海軍進攻作戦461-462頁『残存敵艦隊を撃滅』
- ^ a b #戦史叢書96ガ島撤収後390-391頁『第二回出撃-輸送隊の反転帰投』
- ^ a b c d e f g #戦史叢書96ガ島撤収後391-394頁『ボーゲンビル島沖海戦・その一』
- ^ a b c #図説太平洋海戦史第3巻66-67頁
- ^ #重巡洋艦戦記(2010)157-159頁『ぶざまな僚艦妙高の姿』
- ^ a b 戦史叢書第56巻 海軍捷号作戦＜2＞フィリピン沖海戦、167ページ
- ^ 戦史叢書第56巻 海軍捷号作戦＜2＞フィリピン沖海戦、167-168ページ
- ^ a b c 「妙高」型戦時兵装の変遷［第6部］、115ページ
- ^ a b 「妙高」型戦時兵装の変遷［第6部］、114-115ページ
- ^ a b 「妙高」型戦時兵装の変遷［第6部］、116ページ
- ^ a b 「妙高」型戦時兵装の変遷［第6部］、116、164ページ
- ^ 「妙高」型戦時兵装の変遷［第6部］、119ページ
- ^ a b 『写真 太平洋戦争 第10巻』166-171頁、「妙高」型戦時兵装の変遷［第6部］、116ページ
- ^ #太平洋戦争p.278
- ^ a b c #終戦と帝国艦艇73頁
- ^ #太平洋戦争p.279
- ^ #終戦と帝国艦艇74頁
- ^ #終戦と帝国艦艇80頁
- ^ a b 『官報』第664号、昭和4年3月19日。
[続きの解説]
「妙高 (重巡洋艦)」の続きの解説一覧
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- 2 妙高 (重巡洋艦)の概要
- 3 補足
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