平賀譲とは? わかりやすく解説

ひらが‐ゆずる〔‐ゆづる〕【平賀譲】

読み方:ひらがゆずる

[1878〜1943造船工学者。東京生まれ造船中将戦艦長門陸奥巡洋艦古鷹夕張などの軍艦設計退役東大総長就任した学士院賞受賞

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平賀譲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/26 13:33 UTC 版)

平賀 譲(ひらが ゆずる、1878年明治11年〉3月8日 - 1943年昭和18年〉2月17日[1])は、日本の海軍軍人(海軍造船官)、造船学者華族。学位は工学博士1919年文部大臣)。最終階級は海軍技術中将位階勲等爵位従三位勲一等男爵東京帝国大学十三代総長。


  1. ^ 『官報』第4858号「彙報 - 官吏薨去」1943年3月25日。
  2. ^ a b 平賀譲の略歴 - ウェイバックマシン(2011年2月1日アーカイブ分)
  3. ^ 宮内庁 編『昭和天皇実録 第四 自大正十三年至昭和二年』東京書籍株式会社、2015年3月、182頁。ISBN 978-4-487-74404-6 182頁『(大正十三年十二月)十八日 木曜日(略)(平賀譲の講話)午後、表内謁見所において海軍造船少将平賀譲より各国艦艇の型式及び艦材に関する講話を御聴取になる。元帥海軍大将東郷平八郎・海軍大臣財部彪・軍事参議官鈴木貫太郎・同井出謙治その他が陪聴する。講話終了後、一同に茶を賜い、席上、平賀に造船上のことについて種々御下問になる。』
  4. ^ a b 阿川弘之『軍艦長門の生涯・上』(新潮文庫、1982年) ISBN 4-10-111007-7 第二章 p28-p39
  5. ^ 福田武雄「生産技術研究所10年の歩み -附 第二工学部時代-」『生産研究』第11巻第6号、東京大学生産技術研究所、1959年6月1日、pp.136-143、ISSN 0037105X 
  6. ^ 立花隆 (2005年8月10日). “東大生が体験した「8月15日」 - 平賀総長が生んだ第二工学部”. 別冊 「東京帝国大学が敗れた日」. 文藝春秋WEB. 2014年8月29日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 故東京帝国大学総長男爵平賀譲勲章加授の件」 アジア歴史資料センター Ref.A10113457200 
  8. ^ 『官報』第5475号「叙任及辞令」1901年10月1日。
  9. ^ 『官報』第6142号「叙任及辞令」1903年12月21日。
  10. ^ 『官報』第7701号「叙任及辞令」1909年3月2日。
  11. ^ 『官報』第159号「叙任及辞令」1913年2月12日。
  12. ^ 『官報』第1414号「叙任及辞令」1917年4月21日。
  13. ^ 『官報』第2648号「叙任及辞令」1921年5月31日。
  14. ^ 『官報』第4158号「叙任及辞令」1926年7月3日。
  15. ^ 『官報』第1317号「叙任及辞令」1931年5月23日。
  16. ^ 『官報』第3195号「叙任及辞令」1937年8月26日。
  17. ^ 『官報』第402号「叙任及辞令」1913年11月29日。
  18. ^ 『官報』第4051号「叙任及辞令」1926年2月27日。
  19. ^ 『官報』第3124号「叙任及辞令」1937年6月4日。
  20. ^ 『官報』第4829号「叙任及辞令」1943年2月19日。
  21. ^ 『官報』第4830号「叙任及辞令」1943年2月20日。
  22. ^ 『官報』第3641号「叙任及辞令」1924年10月10日。
  23. ^ 遠藤昭『戦艦大和』(サンケイ出版、1981年)
  24. ^ a b 山本善之「平賀譲先生を考える1」 公益社団法人日本船舶海洋工学会『らん』No.37 1997年10月 p67 - p69
  25. ^ 原正幹『米国戦時造船』丸善、1921
  26. ^ 花房子爵古希祝賀会『子爵花房義質君事略』1913年
  27. ^ 実吉純郎『人事興信録. 第15版 上』
  28. ^ 『昭和人名辞典 第1巻 東京編』 日本図書センター、1987年10月5日発行、ISBN 4-8205-0693-5、831頁 - 832頁





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