大隆起現象
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 11:59 UTC 版)
ジグマールの談によれば、ロストグラウンドの大隆起現象はアルター使いによって引き起こされたもので、22年前にこれを起こした能力者は死亡。二度目はカズマと劉鳳の衝突によって引き起こされ、大地が再隆起。のちに一人でも「向こう側の世界」の力に干渉・制御できるようになり、大規模な隆起が起こることは無くなるも、最終話の対決から「向こう側の力」同士が衝突すると大地が隆起する様子が描かれている。 上記の設定に従うと、アルター使いは大隆起現象が発生する以前にも存在していたと推察される。漫画版においては、修行によってアルターを得たジグマール本人によってロストグラウンドが隆起したという設定になっている。『オルタレイション』においては、大隆起現象が発生する以前において確認できたアルター使いとしてジグマールの名が挙げられた。 また『オルタレイション QUAN』においては、大隆起現象がさらに大阪でも発生していた(『QUAN 外伝』によれば通称ナニワグラウンド)ことが発覚。後に世界中のあらゆる箇所で大隆起現象が起こり、その地域よりロストグラウンド同様にアルター使いが生まれ出るというという設定が加えられた。 小説版・設定の一部を担当した兵頭一歩によれば、空港のアナウンスに各務原市があるのは大隆起によって壊滅した首都の一部機能が岐阜に移動しているためという裏設定がある。
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