大陸選手権 (柔道)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/11 10:20 UTC 版)
大陸選手権(英語: Continental Championships)は国際柔道連盟の下部組織である各大陸連盟が主催する、各大陸連盟所属の国と地域の選手によって地域ナンバー1を争う柔道の大会。
概要
アジア、パンアメリカン、アフリカ、オセアニアの各大陸では2008年までオリンピック開催年を除いて毎年大会が実施されていたが、2012年からはヨーロッパと同じくオリンピック開催年にも実施されることになった。2009年よりIJFのランキングポイント対象大会となった。2009年から2012年までオセアニア選手権だけは他の大陸選手権の半分以下のポイントしか獲得できなかったが、2013年からは同じポイントを獲得できるようになった[1]。2011年からは団体戦も同時期に開催されるようになった。アジア選手権だけは他の大陸選手権のように男女それぞれ最大9名のエントリーが認められず、各階級1名しかエントリーできなかったが、2016年からは認められることになった[2][3]。2019年からは アジア選手権とオセアニア選手権が統合されて、新たにアジア太平洋選手権大会として開催されることになった[4]。2022年からはパンアメリカン選手権とオセアニア選手権が統合されて、パンアメリカン・オセアニア選手権大会という名称に変更された[5]。なお、この大会には以下のような特徴がある[1][6]。
- 2013年からは男女ともに代表が最大で9名までに制限された。
- 試合における組み合わせ方法は各大陸連盟に一任される。
- 準々決勝で敗れた選手は敗者復活戦に回れるが、それ以前に敗れた選手はその時点で試合終了となる。
獲得ポイント
順位 | ポイント |
---|---|
優勝 | 700 |
2位 | 490 |
3位タイ | 350 |
5位タイ | 252 |
7位タイ | 182 |
ベスト16 | 112 |
ベスト32 | 84 |
1試合勝利 | 70 |
参加ポイント | 6 |
優勝者の年齢
Category | 男子 | 女子 |
---|---|---|
最年少優勝 |
|
|
最年長優勝 |
|
|
(出典JudoInside.com)
脚注
夏季オリンピック | ||
---|---|---|
メダリスト一覧 | ||
世界選手権 | ||
ワールドマスターズ 1月・5月・12月開催 | ||
グランドスラム | ||
グランドスラム・パリ 2月開催 | グランドスラム・デュッセルドルフ 2月〜6月開催 | |
グランドスラム・テルアビブ 2月開催 | グランドスラム・バクー 3月〜5月開催 | |
グランドスラム・タシケント 3月開催 | グランドスラム・トビリシ 3月開催 | |
グランドスラム・カザン 3月〜7月開催 | グランドスラム・アンタルヤ 4月開催 | |
グランドスラム・リオデジャネイロ 5月〜7月開催 | グランドスラム・アスタナ 6月開催 | |
グランドスラム・ウランバートル 6月開催 | グランドスラム・ブダペスト 7月・10月開催 | |
グランドスラム・アブダビ 10月〜11月開催 | グランドスラム・東京 11月〜12月開催 | |
グランプリ | ||
オディべーラス | ハバナ | テルアビブ | アガディール | トビリシ | アンタルヤ | リンツ | ドゥシャンベ |マイアミ | モントリオール | ザグレブ | フフホト | チェジュ | ハーグ | カンクン | ||
大陸選手権 | ||
パンナム選手権(パンナム競技大会) | ヨーロッパ選手権(ヨーロッパ競技大会) | アジア選手権(アジア競技大会) | アフリカ選手権(アフリカ競技大会) | オセアニア選手権 | ||
コンチネンタルオープン | ||
ソフィア | カサブランカ | チュニス | ブラチスラヴァ | ワルシャワ | プラハ | モンテビデオ | リマ | ブエノスアイレス | マドリード | ブカレスト | タリン | サンサルバドル | サンティアゴ | 台北 | ミンスク | ローマ | グラスゴー | ポートルイス | アピア |
「大陸選手権 (柔道)」の例文・使い方・用例・文例
- 最も印象に残っている大会は1999年の四大陸選手権です。
- 浅田真(ま)央(お)選手が四大陸選手権優勝
- 対照的に,浅田選手が国際大会で180点を超えたのは四大陸選手権が今季初だった。
- 日本人スケーターが四大陸選手権で上位独占
- 浅田真(ま)央(お)選手,四大陸選手権で優勝
- 彼女が前回,四大陸選手権で優勝したのは2010年だった。
- 鈴木明(あき)子(こ)選手は今年の四大陸選手権で合計190.08点を獲得して2位になった。
- トリプルアクセルはかつて浅田選手のトレードマークだったが,彼女は2011年の四大陸選手権以来,トリプルアクセルを着氷させていなかった。
- 浅田選手は今年の四大陸選手権でトリプルアクセルに挑戦しようと決意していたため,その成功により彼女の自信は大きく高まったはずだ。
- 宮(みや)原(はら)知(さと)子(こ)選手,四大陸選手権で初優勝
- 2月20日,宮(みや)原(はら)知(さと)子(こ)選手(17)がフィギュアスケートの四大陸選手権・女子の種目で自己ベストとなる214.91点を獲得し,優勝を果たした。
- 前回までの2度の四大陸選手権では,宮原選手は2位に終わっていた。
- 松本薫(かおり)選手(柔道)
- 大野将(しょう)平(へい)選手(柔道)
- 大陸選手権 (柔道)のページへのリンク