大文字草

デジタル大辞泉

だいもんじ‐そう〔‐サウ〕【大文字草】

読み方：だいもんじそう

ユキノシタ科の多年草。山地の湿気のある岩に生え、高さ10〜30センチ。葉は手のひら状に浅く裂ける。夏から秋に、白い5弁花をつけ、3弁は小さく、2弁は長いので「大」の字に似る。《季 秋》「鐘釣の—を忘れめや／虚子」

撮影・広瀬雅敏

短編小説作品名辞典

大文字草

作者田ノ上淑子

収載図書そして潮騒を聞いた
出版社高城書房
刊行年月2002.7

薬用植物一覧

ダイモンジソウ

科名： ユキノシタ科 別名： - 生薬名： - 漢字表記： 大文字草 原産： 日本 中国 用途： 山地の渓流沿いに自生する多年草。いくつかの変種があり、葉を山菜として用います。全草を煎じて中耳炎に、また利尿にも用います。 学名： Saxifraga fortunei Hook. f.    var. incisolobata Nakai

植物図鑑

だいもんじそう (大文字草)

●わが国の各地をはじめ、東北アジアの山地帯から高山帯に広く分布しています。湿った岩の上などに生え、高さは３０～４０センチになります。根生葉は腎円形で大きく、長い葉柄があります。７月から８月ごろ、長い花茎を伸ばして「大」の字に似た白色の花を咲かせます。赤色系の園芸品種も数多く作出されています。写真中４は「飛蝶（cv.Hicho）」。
●ユキノシタ科ユキノシタ属の多年草で、学名は Saxifraga fortunei var.incisolobata。英名はありません。

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ユキノシタ：

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植物名辞典

大文字草

読み方：ダイモンジソウ（ｄａｉｍｏｎｊｉｓｏｕ）

ユキノシタ科の多年草，高山植物、園芸植物、薬用植物

学名 Saxifraga fortunei var.incisolobata

季語・季題辞典

大文字草

読み方：ダイモンジソウ（ｄａｉｍｏｎｊｉｓｏｕ）

ユキノシタ科の多年草で、花弁は五枚であるが、上の三枚が小さく、下の二枚が大きくて長くたれているので、全体がちょうど大の字のかっこうに見える

季節 秋

分類 植物

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

大文字草

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 03:06 UTC 版)

名詞

大文字 草 (だいもんじそう)

1. ユキノシタ目ユキノシタ科ユキノシタ属に属する多年草の一種。学名:Saxifraga fortunei var. alpina。

Weblio日本語例文用例辞書

「大文字草」の例文・使い方・用例・文例

• 大文字草という草花