塩酸塩の性質
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/21 22:27 UTC 版)
クロルシクリジンは、第三級アミンであり、塩酸のような強酸とは塩を作ることができる。クロルシクリジン塩酸塩は、常温常圧では白色の固体であり、222 ℃から227 ℃で分解する。ヒトにはクロルシクリジン塩酸塩のニオイを感じられないものの、クロルシクリジン塩酸塩は水に容易に溶解するため、これをヒトが口にすると苦味を感ずる。なお、クロルシクリジン塩酸塩は水の他に、エタノールにも溶解しやすい。これに対して、分子内にベンゼン環を持っているにもかかわらず、ベンゼンにはほとんど溶解しない。
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