報道特番とは? わかりやすく解説

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報道特別番組

(報道特番 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/11 06:49 UTC 版)

報道特別番組(ほうどうとくべつばんぐみ)とは、重大な事件・事故、災害などの事態などが発生した際に日本放送局がその日、予定されている番組を急遽変更して放送する報道番組の一般的な呼称。俗に言う「臨時ニュース」の一種である。特報(とくほう)とも呼ばれるほか、報道特番(ほうどうとくばん)との略称もある。


注釈

  1. ^ 他に、民放での珍しいケースとして、TBSテレビ東日本大震災の時に『3年B組金八先生』を再放送中だったが、“震度7 宮城北部”のJNN地震速報テロップを繰り返したのち、「番組の途中ですが、先程緊急地震速報が入りました―」と打ち切って切り替え、同時に大津波警報の発表を伝えた。「JNNニュース」の表示も出なかった。
  2. ^ この時は、青山祐子アナウンサーが緊急地震速報を伝えている最中にチャイムが鳴らされている
  3. ^ ただし、すでに全放送波で緊急ニュースを行っている場合、チャイムは流されない。一連の熊本地震の活動で震度6弱以上を観測した地震のうち、2016年4月14日22時7分(最大震度6弱)、15日0時3分(最大震度6強)、16日1時45分(最大震度6弱)の地震に対してはこのチャイムは使われていない。
  4. ^ 緊急警報放送(後述)を実施している間もこのチャイムは鳴らされない。東北地方太平洋沖地震の余震で、2011年3月11日15時15分に起こったもの(最大震度6強)に対しては、このチャイムは使われていない。
  5. ^ a b オウム関連事件。同項も参照。
  6. ^ これらの事件はフジサンケイグループ大再編放送持株会社制導入のほか、買収防衛策(M&A)導入企業増加の契機ともなった。
  7. ^ 日本初の衛星中継はこのニュースで行なわれた。
  8. ^ 地震・津波による緊急警報放送システム発動時も同様である。
  9. ^ 2011年3月の東日本大震災・2016年4月の熊本地震の際のテレビ大分テレビ宮崎のケースより
  10. ^ 能登半島地震発生の際、フジ系の沖縄テレビでは通常通り『いつみても波瀾万丈』枠を日本テレビから同時ネットしたが、同番組が日テレNEWS24を用いた特番に切り替わったため、結果的に報道特別番組をネットした形になった。
  11. ^ 大体はローカルセールス枠となるタイミングでローカルに切り替える。
  12. ^ 主に九州地方で発生した台風や豪雨、震災が発生した際は在福局がキー局になっての九州沖縄ブロック(ANN系は山口も加わることがある)ネットの特番を編成することがある。
  13. ^ 広島の場合は対象となる6・7時台の情報番組を途中飛び降り、8時台の情報番組を途中飛び乗り(または30分ないし1時間の時差ネット)する例もあれば番組ごとネットを返上し、特番を組む例もある。
  14. ^ 例としては『坂本ですが?』がこれに該当するが、同作の最終話は元々話数調整用に作られたアニメオリジナルエピソードだった。
  15. ^ 自動車・食品・電機等メーカー、保険・金融・通信関連セクターの企業が中心。

出典

  1. ^ a b c 日本民間放送連盟 編『放送ハンドブック:文化をになう民放の業務知識』(第4刷)東洋経済新報社、1992年3月16日(原著1991年5月23日)、232-234頁。ISBN 4492760857 
  2. ^ 指定公共機関”. 防災情報のページ. 内閣府. 2024年2月22日閲覧。
  3. ^ 日本放送協会防災業務計画 NHKのHP
  4. ^ 日本放送協会国民保護業務計画 NHKのHP
  5. ^ Jアラートで各局番組中断「マイ・セカンド・アオハル」「華大さんと千鳥くん」など報道番組に”. 日刊スポーツ (2023年11月21日). 2023年11月22日閲覧。
  6. ^ "緊急事態宣言" 各局ゴールデン・プライム帯で緊急特番体制へ”. マイナビニュース (2020年4月7日). 2020年4月7日閲覧。
  7. ^ 当日(午前8時以後)と1月8日は全局まとめて通常番組編成を全て中止して特別編成に差し替え、国民全てが喪に服すために派手な歌舞音曲も自粛するという観点から、民放のCMの放送も全て自粛した(「Xデー」)。2月24日大喪の礼も時間中も同様の措置が取られている。
  8. ^ 緊急・災害時における放送対応について”. 総務省. 2022年10月21日閲覧。
  9. ^ ニッポン放送はフジサンケイグループの局であり、朝日放送グループとは新聞系列はもちろん、立脚する政治姿勢も異なる。
  10. ^ 『阪神大震災の被災者にラジオ放送は何ができたか―「被災していない人への情報はいらない!」と言い続けた報道者たち』(同朋舎出版 ISBN 978-4810422252
  11. ^ 『大震災放送局24時間』(朝日新聞社
  12. ^ 『ラジオ福島の300日』(毎日新聞社 ISBN 978-4620321189
  13. ^ 『その時、ラジオだけが聴こえていた』(竹書房 ISBN 978-4812490631


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