業処とは? わかりやすく解説

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業処

(四界分別観 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 14:02 UTC 版)

業処(ごうしょ、ごっしょ、: kammaṭṭhāna[1][カンマッターナ]: karmasthāna[2] [カルマスターナ])とは、上座部仏教で説かれる、(サマタ)における導入的な瞑想対象のこと。全部で40種あるので、四十業処とも言う。


注釈

  1. ^ 漢訳阿含経などで説かれるものとは若干ズレがある[3]
  2. ^ 現在の上座部仏教ではこれを簡略化した慈悲の瞑想がよく用いられる。

出典

  1. ^ アラムラット・スタッス (ARAMRATTANA Sutus)「清浄道論 (Visuddhimagga) における業処 (kammaṭṭhāna) 説」、 愛知学院大学文学部紀要 33号、愛知学院大学 、2003年、p.113
  2. ^ 蓑輪顕量「上座仏教の瞑想外観」 『サンガジャパン別冊1 実践! 仏教瞑想ガイドブック』 サンガ、2014年8月、p.11。
  3. ^ 十念(じゅうねん)とは - コトバンク”. 朝日新聞社. 2018年2月24日閲覧。


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