噴火警報とは? わかりやすく解説

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ふんか‐けいほう〔フンクワ‐〕【噴火警報】

読み方:ふんかけいほう

火山の噴火による災害軽減するために、気象庁全国110の活火山対象として発表する警報大きな噴石火砕流融雪型火山泥流など生命に危険を及ぼす火山現象発生や、危険が及ぶ範囲拡大予想される場合に、警戒必要な範囲示して発表される

[補説] 警戒必要な範囲火口周辺限られる場合は「噴火警報(火口周辺)」(略称「火口周辺警報」)、その範囲が人の住む地域まで及ぶ場合は「噴火警報(居住地域)」(略称「噴火警報」)として発表される噴火警戒レベル運用されている火山では、レベル2および3が噴火警報(火口周辺)、レベル4および5が噴火警報(居住地域)に相当する


噴火警報

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/04 20:43 UTC 版)

噴火警報(ふんかけいほう)とは、日本において、火山噴火による重大な災害が起こる恐れがある場合に気象庁が発表する警報である。なお、噴火警戒レベル4以上または居住地域厳重警戒相当の噴火警報は特別警報にあたる。国内すべての活火山を対象として、気象庁2007年平成19年)12月1日から発表を開始した[1]


注釈

  1. ^ 水害土砂災害などにおいて地方公共団体市区町村)が発令する避難情報の名称変更に対応して、2021年令和3年)12月6日に「避難準備」から変更[8]

出典

  1. ^ a b c d e f g 噴火警報・予報の説明」気象庁、2014年11月2日閲覧
  2. ^ a b 気象業務法(昭和二十七年法律第百六十五号)」”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局 (2017年5月31日). 2019年12月30日閲覧。 “2019年4月1日施行分”
  3. ^ a b 気象業務法施行令(昭和二十七年政令第四百七十一号)」”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2019年12月30日閲覧。
  4. ^ 5月29日に発生した口永良部の噴火活動について(2015年5月29日閲覧)
  5. ^ a b c 噴火警戒レベルの説明」気象庁、2014年11月2日閲覧
  6. ^ a b c 気象庁ホームページにおける気象情報の配色に関する設定指針 (PDF) 」5頁、気象庁、2012年5月24日、2019年3月19日閲覧
  7. ^ a b c 防災情報:噴火警報・噴火速報”. 気象庁. 2021年4月19日閲覧。
  8. ^ 噴火警戒レベル4のキーワード変更について - 気象庁、2021年11月18日発表
  9. ^ 火山の状況に関する解説情報の説明」気象庁、2015年5月22日閲覧
  10. ^ 噴火に関する火山観測報の説明」気象庁、2015年5月22日閲覧
  11. ^ a b 気象庁が発表する火山に関する情報や資料の解説」気象庁、2015年5月22日閲覧
  12. ^ 降灰予報の説明」気象庁、2015年5月22日閲覧
  13. ^ 火山ガス予報の説明」気象庁、2015年5月22日閲覧
  14. ^ 時論公論 「御嶽山噴火 ~なぜ大きな被害に~」”. NHKアーカイブス (2014年9月30日). 2014年11月2日閲覧。
  15. ^ 御嶽山噴火:気象庁「警戒レベル1維持」検討重ねた裏側」毎日新聞、2014年10月6日付
  16. ^ 火山噴火予知連絡会 火山情報の提供に関する検討会(2014年~2015年)」気象庁、2015年3月31日付、2015年5月22日閲覧
  17. ^ 御嶽山の噴火災害を踏まえた火山情報の見直しについて~「火山の状況に関する解説情報」等の変更~」気象庁、2015年5月12日付、2015年5月22日閲覧


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