喜びの琴事件
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喜びの琴事件(よろこびのことじけん)は、劇団・文学座により公演が予定されていた三島由紀夫の戯曲『喜びの琴』が、同劇団内での思想上の行き違いを理由に公演中止となり、それをきっかけに同劇団の幹部・中堅座員が1963年(昭和38年)12月に集団脱退した事件[1][2][3]。
注釈
出典
- ^ a b c 「III 死の栄光――NLTの結成と四部作」(村松 1990, pp. 348–372)
- ^ 「第四章 著名人の時代」(佐藤 2006, pp. 110–143)
- ^ a b 「12 三島由紀夫『喜びの琴』事件」(北見 1987, pp. 219–245)
- ^ a b 岸田今日子「わたしの中の三島さん」(22巻 & 2002-09月報)
- ^ 「11 雲分裂事件のあとさき」(北見 1987, pp. 195–218)
- ^ 「その道険し『雲』の峰」(遠藤・下 2010, pp. 166–180)
- ^ 「昭和38年2月11日」(42巻 2005, p. 257)
- ^ 「ロマンチック演劇の復興」(婦人公論 1963年7月号)。32巻 2003, pp. 462–468に所収
- ^ 「『トスカ』について」(新劇通信1963年6月号)。32巻 2003, pp. 456–458に所収
- ^ 「『思想』と『芸術』の間で」(遠藤・下 2010, pp. 196–210)
- ^ a b c d 「文学座の諸君への『公開状』――『喜びの琴』の上演拒否について」(朝日新聞 1963年11月27日)。32巻 2003, pp. 618–620に所収
- ^ 岩田豊雄「文学座を嘆く」(毎日新聞 1963年12月11日夕刊)
- ^ 今村忠純「NLT」(事典 2000, pp. 462–463)
- ^ “『御意にまかす』 雲 No.3 – 現代演劇協会 デジタルアーカイヴ”. onceuponatimedarts.com. 2021年8月8日閲覧。
- ^ “福田逸 | 日本近代演劇デジタル・オーラル・ヒストリー・アーカイヴ”. oraltheatrehistory.org. 2021年8月8日閲覧。
- ^ a b c d 戌井市郎「文学座と三島由紀夫――戌井市郎氏を囲んで(聞き手:松本徹・井上隆史・山中剛史)」(研究6 2008, pp. 4–26)。同時代 2011, pp. 125–158に所収
- ^ a b 「喜びの琴」(文藝 1964年2月号)。24巻 2002, pp. 7–100に所収
- ^ 「俳優に徹すること――杉村春子さんへ」(週刊読売 1963年12月15日号)。32巻 2003, p. 629に所収
- ^ a b 「観客の目 浅利が頭下げ文学座"日生"に」『週刊文春』1969年11月17日号、文藝春秋、20頁。
- 1 喜びの琴事件とは
- 2 喜びの琴事件の概要
- 3 後日譚
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