喉頭鏡とは? わかりやすく解説

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こうとう‐きょう〔‐キヤウ〕【喉頭鏡】

読み方:こうとうきょう

喉頭内部診察する医療器具の一。金属の柄の先に小さな鏡を取り付けたもの。


喉頭鏡

【仮名】こうとうきょう
原文laryngoscope

喉頭の検査用いられる細いチューブ状装置。喉頭鏡には観察用の光源レンズ備わっており、組織切除するための器具備えたものもある。

喉頭鏡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/04 00:58 UTC 版)

喉頭鏡(こうとうきょう、英語: Laryngoscope)とは、気管挿管等において喉頭を展開する際に用いる器具。


注釈

  1. ^ 直接喉頭鏡(direct laryngoscope)とはかつては、鏡を利用して光学的に間接的に声門を観察する間接喉頭鏡との対比の文脈で用いられた医学用語であり、日本では1950年代に国立国会図書館のデジタルライブラリで確認することができる[1]。直接喉頭鏡は耳部科領域で治療に用いるものは形状において、気管挿管目的で用いられるものと別個の改良がなされ、これは直喉頭鏡と呼ばれ、用語として気管挿管に用いられる喉頭鏡と区別して用いられるようになった。一方、気管挿管目的で用いられる喉頭鏡は間接喉頭鏡が廃れたために、もっぱら喉頭鏡と呼ばれる時代が長く続いたがビデオ喉頭鏡が開発されたことから、それと対比する目的で再び直接喉頭鏡という言葉が用いられるようになったのを医学中央雑誌で2015年以降に確認することができる[2]

出典

  1. ^ シェヴァリア・ジャクソン『気管食道科診療の実際』学術書院、1950年。 
  2. ^ 大野 雄康(福島県立医科大学 医学部救急医療学講座) (2015). “ビデオ喉頭鏡と直接喉頭鏡 真の両刀使いとなるために”. 東北救急医学会総会・学術集会プログラム・抄録集 29回: 53. 



喉頭鏡(Laryngoscope)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/15 03:42 UTC 版)

気管挿管」の記事における「喉頭鏡(Laryngoscope)」の解説

喉頭展開時に使用される。現在では光ファイバー喉頭部ディスプレイ確認できるタイプ存在するマッキントッシュがもっと一般的である。大きさにより,1〜4号まである

※この「喉頭鏡(Laryngoscope)」の解説は、「気管挿管」の解説の一部です。
「喉頭鏡(Laryngoscope)」を含む「気管挿管」の記事については、「気管挿管」の概要を参照ください。

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